誰かに伝えたいこと 有園ブログ

調べたこと、訪れた場所、アート、音楽などの話を書いています。 職業は、都内の精神科診療所と私設相談室に勤める公認心理師です。しかし、ブログでは、精神に関係ない話が多く、病気など個別の相談はできません。m(_ _)m

20240103zouni今日は、実家に妹夫婦が来るので、お雑煮を作った。
父と私も含め4人分+おかわりも含め。
朝から、里芋の皮むいたり、下ごしらえして。昔、母が作ったようなものを再現したわけだ。関東風。とはいえ、母は、だしがかつお節だったが、私は液体の昆布だしのところが違う。それに少しそばつゆを足した。
見てくれはともかく、味はバカうまw
で、食べつつ、テレビで、箱根駅伝の復路を見たわけだ。

20年くらい前、福祉の仕事をしていた頃、正月に父子家庭に訪問して調理したことがあった。 父親が65歳未満で要介護だった。最年少は小学生で、母親を早くに亡くしていて、長男は高校出て、すぐ働き、調理する人がいなかった。
で、男ばかり3人向けに作った。本当は、介護保険だと、家族の分まで作ってはいけないらしいが、ケアマネ、サ責の指示でやったことで、3人分作ってもサービス時間は、一人分作る範囲で、過剰請求にはなっていない。
それより、当時は、正月から俺なんかの手料理でいいのかと思ったものだ。その時は、何を作ったのだろうか?覚えていないが、無難にカレーだったかもしれない。(*_*;
その小学生は、もう成人しているんだろうなと思った。

歳月は、過ぎるものだ。
2024年、何が起こるかわらないけれど、自分にできることを進めるしかない。


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20231217koma01初めて、ハーフマラソンに参加した。

←多摩川沿いで、小田急線の鉄橋のそばが、スタート、ゴールになっている。

コースのボランティアさんや、他のランナーから、応援の声をかけていただける体験は、ランニング以外にはそうはない。嬉しいものだ。
20231217koma02結果は、1時間52分45秒。2時間、切れたので満足。
血圧とか、他のなかなか良くならない数値に比べたら、ランニングで効果が現れるのは、今のところ心地よい。年齢的に、放っておけば劣化する一方だし。
だもので、他の本業をさておいて、走りに時間を割いてしまう。

私の父は、90歳を過ぎて、持病は多々あれど、今でも一人で外出できる。 父は、10代の頃、旧制中学に入って、新制の高校を卒業した時代だ。ただ、田舎で、学校まで片道約10㎞の道のりを、歩いて通学していたらしい。
朝早く起きて、通学前に、釜戸の火をたいて、自分で弁当を作っていたという。当時の父の家は、ガスもなく、囲炉裏や土間があって、五右衛門ぶろがある昔ながらの家だったから。
成長期に、そんな生活をしていたから、足腰は頑丈なのだろうと思う。そして、足腰の強さは、生きる上で土台となる。 それが理由というわけでもないのだが、私も高齢者になる前に、足腰のトレーニングに、はまっているわけだ。



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今朝、八王子からJR八高線に乗って、明覚駅を目指した。
八高線は、小学生の頃から知っているが、拝島以北は、乗ったことがないので、帰りは、できれば高崎まで行って、帰ろうかと模索していた。
電車に乗りつつ、ノートPCで原稿を書いていたのだが、それだと、車窓の景色をろくに楽しめないなと思い、景色も見るようにした。今日は、お天気がいい。

明覚駅からは、スマホで予約しておいたときがわ町のオンデマンド交通を初めて利用した。予約は簡単であったが、支払いは現金でいいのか不安になったが、現金でよかった。
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坂東三十三観音巡礼の九番札所、慈光寺の本堂。
ここで写経を納め、御朱印をいただいた。
中には、千手観音などの仏像があったので、参拝した。


20231127jiko02般若心経堂。
写真は、法華経の一部だが、それ以外にも昔の般若心経の写経が保管されていた。
坂東三十三観音を、今日で15カ所お参りした。観音像が置かれているが、それよりも、こういうお経が、地域の人々には大事であったのではなかろうかと、気づかされた。仏教のお寺の他に、日本では神社で神様が崇拝されているのが、そこには経典のようなものはない。古事記のような神話くらいである。それよりも、飛鳥、奈良、平安時代と、疫病が流行るなどの苦難に救いを求めるには、神頼みより、もっと実践的な知恵が求められていたのかもしれない。
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観音堂。





20231127jiko04観音堂の前は、はるか向こうに平野が一望できる。
荒川の支流である都幾川を上った高台に、この寺は作られた。673年、奈良時代の始め、律令制が始まった頃だ。
現在の埼玉県、東京都の多摩地域、川崎市横浜市の一部が、武蔵国となったのは、この頃の7世紀だと言われている。
20231127jiko07帰り道は、駅まで約8kmの下りを歩いた。
都幾川沿いに出て、たまに河原にいって、眺めた。
都幾川の水はきれいで、昔の人は、飲み水には不自由しなかったであろうが、何でこのような場所の上流に寺を創建したのだろうか?
当時は、治安が悪かったらしく、安全のためか?
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慈光寺からの山道を下りた国道沿いにある、
やすらぎの里という古民家を改装したうどん屋さんで、天ぷらうどん。
うどんの腰はしっかりして、野菜だけの天ぷらもうまかった。


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四季彩館で、温泉。
高崎までの列車は、午後4時になるというので、断念して、八王子周りで帰宅した。ただ、帰りの歩き道は、ちょっと疲れた。(*_*;

今回、乗り鉄しながらの原稿書きもそれほど進まなかったし、坂東三十三観音の巡礼、今後続けるかどうか疑問に思い出した。


2023年05月04日佐白観音、雨引観音(坂東三十三観音9、茨城県)
2023年01月30日
長谷寺と鎌倉(坂東三十三観音8、神奈川県)
2022年10月07日吉見観音、岩殿観音(坂東三十三観音7、埼玉県)
2022年09月12日岩殿寺、星谷寺、弘明寺(坂東三十三観音6、神奈川県)


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来年のほぼ日手帳を買った。











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勤務先の近く神田錦町に、ほぼ日ビルができて、TOBICHIという販売店ができていたことを知り、昼休みに買ってきた。
店員さんに聞くと、何年か前に青山から移転したとのこと。

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その帰り、駿河台下の交差点に向かう道。
黒沢楽器の看板が見えるが、御茶ノ水にかけて、楽器店がたくさんある。


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この先は、以前、三省堂があった場所。今は建て替え工事で、視界が開けている。


20231110hobo05神田神保町は、カレーの街としても有名で、多くの店がある。
この日は、マジカレーの野菜カレー。

神保町を散歩するのは、あきない。



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今年3月のブログに、「ちょっとだけランニングを続けるには(1)-(3)」を書いたが、その後も、走るのは、続けていたのですよ。
そこで、今日は、「こりゃ多摩ラン」というランニングイベントに参加して、10km走ってきました。
20231105ari調布市の京王多摩川駅の京王線の高架下が集合場所で、そこから、多摩川沿いを是政まで、往復するコース。
←集合場所の私。

昔、施設に勤務していた頃、施設で駅伝大会に出たことがあるのですが、個人でタイムを測る大会に出るのは、初めて。
最初は、6分/kmで慎重にスタートしたが、だんだんスピードを上げて、結果53分 41秒。1時間を切れたので満足。

大会に出ることで、ランニングが趣味な人の、気持ちがわかったような気がしました。
次は、ハーフマラソンを目指したくなったのですが、走ることに時間を割いていると、肝心の原稿書きが、回避気味になってしまうので、反省。私にとって、ランニングの主な目的は、健康寿命の確保なので。


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実家に、90歳過ぎた父が残っている。
今年の夏から、ほぼ毎朝、行くようになってしまった。
実家は、自宅から近いし、急いでいるときは、3分くらいで済ませる。
朝は、服薬と、ゴミ出しのチェックが主な目的だ。簡単に用意できる食事を1品出すこともある。焼きおにぎりをレンジで温めたりというように。

その他に、週一で、休日に実家に行き、入浴の準備・見守り、掃除など、2時間くらいかけて片付ける。
私の妹二人は、首都圏とはいえ、実家から離れたところに住んでいるので、来るのはたまにである。ただ、下の妹が、毎朝、父に電話で安否確認をしてくれている。
20231008soba01

←先月、深大寺に、下の妹夫婦と、父と私との4人で、出かけたときの天ぷらそば。写真は、ちょっと箸をつけた後。深大寺そばの店は多いが、この日は、松葉茶屋というお店。

父の介護では、何か月かに一度、病院への付き添いがある。
今年の春に、医師から父は、腎臓の値が悪化したと言われた。
そして、7月に、別の医師が、血液検査の結果を見つつ、「薬飲んでないですね」と言った。
通院の数日前に、実家のテレビの裏から、処方薬が、約80日分、薬局の袋ごと見つけていたので、「そうなんです」というしかなかった。父は、耳が遠いし、医師の言うことを、認知的にあまり理解できていない。
それまで、お薬カレンダーで管理していたつもりが、実際には、父が飲んでいない薬が、そのままになっていたらしい。
というわけで、その次の日から、私が、ほぼ毎朝、服薬チェックに寄るようになったわけである。今度は、薬に日付をつけて、管理することにした。

10月、通院の前の週に、CTと採血をする予定であったのだが、父が午後の予約時間を無視して、朝、勝手に行ってしまった。
私が、午後、通院の迎えに行ったときは、父は「もう行った」という。(;゚Д゚)
父は、朝、服薬せずに、採血してしまったので、その分、悪い値になるだろうと予想していた。しかし、翌週、医師に結果を聞くと、7月よりは、ましな値になっていたそうだ。

これで、少しほっとしたのも、つかの間。
10月の医師との外来で、まだ薬が2週間分、残っていたので、その分少なく処方を頼んだ。
父は、耳が遠いので、そのことは気づいていない。
その数日後、私が実家に行くと、その残っていたはずの薬がない!
父に聞くと、新しい薬をもらったので、古いのは捨てたと。その捨てた日は、私が、実家に寄らなかった日である。

父の勝手な行動に、私の方が、血圧が上がってしまいそうである。
父は、認知的にだんだん衰えてきているので、昔からの性格が、さらに厄介なものへとなってきている。そのため、老化によって、できることが減ってきているのだが、そう簡単に一緒に暮らせる人でもないのであった。
母は、数年前に亡くなったが、元気だった頃は、父の性格で面倒な部分が、ストレスであったろうと思うのであった。
母は、几帳面で、私も、どちらかといえば、それを受け継いでいて、父とは、真逆である。
たとえば、母は、刃物を切れ味を保って、一度、買ったものは、大事に使うタイプであった。
その母が、使っていた裁ちばさみが、母が亡き後、台所に、油でべたべたになったまま、置かれているのを見ると、母は、あの世で、怒ってはいないかと思うのであった。

こんな生活が、いつまで続くのであろうか。


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今日は、神奈川県の丹沢、塔ノ岳に登った。
秦野に1泊して、小田急線の渋沢駅からバスで大倉に行って、そこから歩いた。

バカ尾根と呼ばれるコースで、急な階段と、ゆるやかな斜面を繰り返して登っていく。
塔ノ岳は1490mだが、ふもとの大蔵から約1200mの高低差があるので、標高の割には、きつい。
ただ、登山道は、はっきりしているので、道はわかりやすい。
今年の春に登山を予定していた日は、お天気があやしく見送っていた。そして、夏は、暑いので、避けて、涼しくなるのを待っていたのであった。
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お天気がいいので、登っていくと、相模湾が、何度か望めた。
朝は、江の島、三浦半島、房総半島まで見られて、うれしくなった。


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標高が高くなってくると、西に富士山が見えるようになった。
塔ノ岳の頂上は、相模湾から富士山が、パノラマのように一望できた。
昔から人気の山だが、そのわけがわかった気がした。
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それと、標高の高いところは、いくらか紅葉が始まっていた。

登山は、上り下りに夢中になってしまうが、マインドフルネスだと思う。
あと、私は、普段は、割とトイレが近い方だが、登山の時は不思議なことに、トイレに行かないでも平気だ。今朝は、8時にふもとで用を足した後、下山するまでの約6時間、山中のトイレに寄らなかった。
注意が、排せつに向かないためか、自律神経のバランスが良くなるためか、理由は、よくわからない。

秦野市の渋沢は、母方の祖先が、代々住んできたゆかりの地だ。
私が子ども頃は、その家にたびたび行っていて、丹沢の山を眺めていた。
いつか登りたいと思いつつ、ようやく今日行けたわけである。


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JR三鷹駅には、2軒、銭湯が残っている。
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そのうちの1軒に、久々に行ってみた。そこは、泡の風呂とか、浴槽がいくつかあって、気持ちいい。

銭湯といえば、子どもの頃を思い出す。
当時は、三鷹ではないが、都内に住んでいて、小学校低学年までは、自宅に風呂がなかったので、銭湯に通っていた。
昭和で、まだ自宅に風呂のない家が多かった。当時は、団地でも、風呂がないのが一般的で、町のあちこちに、銭湯があったものだ。
南こうせつとかぐや姫のフォークソング「神田川」(Wikipedia)のように、独身でなくても、風呂屋に行く人がざらだった。

実家は、(団地ではなく)自営業だったので、親の仕事が終わってから、夜遅くなることもあったと思う。銭湯の終了間際で、店員さんが、風呂を掃除し始めて、急いで洗ったことがあったような。
親の仕事が忙しいため、小学校に入ってからは、隣の家の子と一緒に子どもだけで行かされたこともあったような。昼にである。今では、考えられないことなのかもしれない。

当時の浴槽の壁には、よくある富士山とか松とか、和風のペンキ絵が描かれていた。
昨日行った銭湯では、富士山のタイル画が壁にあって、これなら描き変えることもないのかと思った。
今では、銭湯の絵師も少ないらしい。

私が、昔、通っていた銭湯には、年始には、大きな羽子板が飾ってあった。
ゆず湯、菖蒲湯、・・・あったような気もするが、当時の記憶が定かでない。
着替えは、ロッカーではなく、かご。
当時の入浴代は安かったので、銭湯には小銭程度しかもっていかない人が多かったはずだ。
着替えの部屋から、窓を開けると、屋外に池があって、鯉が泳いでいた。そこに、亀の置物もあったような。

そんな経験をしたせいか、風呂の後、外に出るのは、どうってことはない。
私が専門にしている強迫症だと、帰宅後、風呂で外の汚れを落とすことが欠かせなく、一旦きれいにして室内着に着替えたら、外に出ると汚くなるので、出ないという人もよく出会う。
でも、50年以上前の自宅に風呂がない人が多かった時代なら、そういう症状の表れ方をする人も少なかったのではと思う。ただ、当時は、トイレの水洗の普及が、まだの地域も多かったので、手洗いなどの必要性も高く、他の強迫行為に置き換わっていた可能性も考えられる。

20231022bus02子ども頃は、風呂屋で牛乳をねだるのは、だめだと親から言われていた。
今は、そんなこともないので、帰りに、コンビニで、コーヒー牛乳を買った。もう十分に大人になったし。(笑)





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毎年10月第2週は、強迫症(OCD)を多くの人に知っていただくために、多くの国で、イベントや情報発信が行われます。
OCDサポートでも、X(元Twitter)を使って、メッセージをいつもより多めに発信したりしてきました。
awareness2023baner400
今年は、2023年10月8日(日)-14日(土)。
日本でも、複数のオンラインイベントが企画されています。

私は、同業者の矢野先生と、ネット上で、音声のみの対談をする予定です!
10月9日(月祝)19:00ー
形式:X(元Twitter)でのスペースという音声をリアルタイムで聞ける方式。
題目:強迫症の治療、これってどうなの!?専門家のガチトーク
内容:強迫症の治療・アドバイスへの疑問について、患者さんから見たら、どう思えるかとか話す予定です。
聴講無料。
このページから「通知をオン」すれば、聞けます。
また、当日、リアルタイムで聞けなくても、後日、矢野先生のYouTubeチャンネルに、録音がアップされる予定です。

この企画をした矢野宏之先生は、昨年、ご著書「強迫症を克服するー当事者と家族のための認知行動療法」が、金剛出版から出版されました。
強迫症やトラウマにくわしい心理士で、以前からの知り合いです。

その他にも、OCDサポートのwebページ>強迫症の案内板>6-1.強迫症を知ってもらう週間
に、イベントと情報発信の提案を載せました。
よろしければ、ご覧ください。m(_ _)m


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