明けましておめでとうございます。
年が明けて、外に出る、景色は、普段と似たような冬の東京。
でも、2011年、年号をイメージすると、私が子どもの頃に比べたら、とても未来だ。

ちなみに、鉄腕アトムが生まれたのは、マンガの中では2003年。今は、それより8年もたって、やっぱり当時の少年は、おじさんになって未来に来てしまった。
景色はあまり変らないようでいて、例えば、今の携帯端末の存在は、結構、21世紀って感じがする。

私が1970年代に、1920年代の映画を見たときに、まだ当時は、無声映画も多かったが、とても古く感じたように、たぶん今の若者が、1960年代の映画を見たら、やっぱりすごく古いのだろうか?

50年の変化って、こんなもんなんだな。
ということは、今の子どもたちが50年たって、中高年になったら、やっぱり世界は変わっているだろうな。
そのまま残っている建物もあれば、そうでない建物もある。
木は長生きで、結構残っていそうな気がする。

でも、このままで行くと、気候はかなり変わってしまうかもしれないから、何百年も生えてきた木も枯れたり、嵐でなぎ倒されるかもしれない。
気候変動に以前、興味があって、IPCCの予測を追いかけていた時期があるが、ほぼ実現されつつある。そこが、1999年に何もなかったノストラダムスの大予言のようなものと、科学との違い。

これからの10年、20年・・・どんどん異常気象の威力は増していくだろうね。
二酸化炭素は、出る量の対策をしたからといって、大気中の寿命は、50年から200年と言われているので、そう簡単に減らないためだ。未だに、坂本龍馬なんかが生きていた時代の二酸化炭素が、いくらか空気中に漂っているはずだからだ。

小さなことにとらわれていると、大きなことが見えない。でも、気がつかないで、一生を終えても、それも人生だ。

昨年、秋に小学校のクラスメイトと、クラス会のプログラムで母校に行ったら、耐震基準に達していないそうで、鉄筋の校舎も、まもなく建て替えだそうだ。この建物は、建って40年くらいかな。ご苦労様でした。

1936年(75年前)のチャップリンの映画、モダンタイムスのラストシーン。Dawnというのは夜明け。
どんな時代であれ、みんなで、明日に向かって生きようね。^^