GWというと、子どもの頃から、ろくにいい思い出がない。
子どもの頃、私の実家は、アイスクリームの卸業だったので、親はGWに関係なく仕事であった。私は、小学生の頃から、家の仕事を手伝っていて、そんな思い出ばかりだ。大人になってからも、仕事ばかりで、GW誰かと遊びに行ったという記憶があまりない。

GW前半の4日間は、研修で終わった。
後は、仕事の合間に映画「亀は意外と速く泳ぐ」をレンタルDVDで見た。面白い。
すごくよくできた脚本で、もしかしたら今までの人生で見た映画で、一番すごいかもしれない。
最後のクライマックスといい、細かいところまで、よくできている。時効警察の三木聡さんが、監督・脚本の作品。
5日は、お通夜。亡くなったのは、30代の青年だった。20110505sougi

葬儀は、人生を考えさせてくれる。ここに参列している人も、私も、いずれはこの順番が来る。ただ、それがいつかはわからないだけ。
神様は、その脚本を知っているのだろうか?

当たり前のことだけど、人生の中で、できることも有限。あと、残りの人生で何ができるだろう?
昔なら「人生50年」と言われていたこともあったから、もう十分の歳ではある。
今の日本だと、50年以上生きる人と、そうでない人のどちらが多いのだろう?
平均寿命と言うけれど、どういう計算か、よくわからない。死亡年齢の平均が85歳ではないはず。今、生まれた人の平均寿命なら、半分が85歳以上だから、100歳以上の人もごろごろいることになる・・・。二項分布といって、85歳でグラフの山があって、左右になだらかに下がる図で考えるとそうなるが、本当か?

50年も生きていると、まだまだ面白い映画に出会うこともあるし、今年の地震のような大きな出来事に出会うこともある。
こういう仕事をしていると、出会う人の数もものすごい。
予備校に行っていた頃、ある先生が、人生で出会う人はそう多くはないと言っていた。親しく接する人の数としては、ある意味正論なのかもしれない。私の場合、出会った人は20代後半から30代は非常に少なく、40代以降は爆発的に増えた。

GWで2011年の1/3が終わって、明日から次の2/3を過ごす感じ。・・・今年はどんな年になるでしょうね?今年を作るのは君だ・・・そうか?