見てきました!
日本発達障害ネットワークの先行上映会で見てきました。
本当にいい映画でした。会場のいたるところで、泣いている音が伝わっておりましたが、私も泣いてしまいました。(>_<)

映画もとてもよくできています。主人公は自閉症(知的障害のある)の青年です。ジェットリーは、その父親。余命いくばくもない父親が、懸命に息子に、自分がいなくなった後も、生活していけるよう、いろいろなことを教えます。
私は約10年間、発達障害の仕事をしてきましたが、彼らの日常、親子の関係・・・映画のままの世界が、日本でもあちこちにある・・・それくらいよく描けていて、決して彼らを特別扱いした視点の映画ではなかったですね。

自閉症の人は、水、シャワー、泳ぎが好きな人も多く・・・そんなことも思い出しました。私も、よく一緒にプールや銭湯に行ったっけ。

ジェット・リーも、少林寺でデビューした頃は、ういういしい若者だったけれど、歳を重ねた顔になっていた。
スマトラ沖地震で、津波の被害に遭って以降、社会貢献活動が増えたそうな。
若い頃は、まさかこういうことになるとは思わなかった・・・という人生を歩むことってあるもので、・・発達障害を抱える親も、そういう思いをたぶんしているんだと思う。でも、これは、子どもが重荷ということではなくて、むしろ子どもと家族であることによって、他では得られない人生体験を積ませてもらっている・・・のかもしれない。
私も、一緒にいて、困ったことも多々あったけれど、こっちが癒されたり、学んだこともあったしね。

映画を見た勢いで、ブログにも映画のオフィシャルサイトをリンクさせてしました。
夏以降公開だそうだから、皆さん、ぜひご覧あれ!