GWといっても、特に楽しい思い出はなく、子どもの頃は親は仕事だったし、大人になっても仕事のことが大半だった。病気だった頃の前後は、仕事はしていなかったが、自由という感じではなかった。

気候としては、好きな季節だ。

今年は春分の日の後、寒気の影響を受けて、寒い日が多かった。北の寒気と、南の温かい空気との温度差が激しいと気候も荒れやすい。5月になっても、それは続いている。
外の気候が激しくても、葉を茂らせ、花を咲かす植物はたくましい。

だんだん夜空の月も丸みを帯びてきて、今度の満月は5/6。

この頃、以前、不登校であった若者を高校に復学させる支援も行っていて、その世界史の問題に、次のものがあって驚いた。
イスラム教の始まりの622年から用いられた暦は何でしょう?・・・一般的な日本人は、知らないよなー。難しい問題だ。
答えは、教科書に書いてあるのだけれど、ヒジュラ暦。太陰暦という月の周期に合わせた暦だ。月の満ち欠けを1ヶ月。これだと、1年は11日ほど太陽暦から短く354日になる。そのため、うるう年やうるう月で調整する。

日本の旧暦も、太陰暦だった。明治5年まで。
当時の人は、今よりも、夜空の月を、カレンダー代わりによく見たのではないだろうか?
新月から始まって、月が満ちると半月、減って新月に戻ると1ヶ月。