8月13201208aburatubo日(月)に神奈川県の三浦半島にある油壺に行ってきました。
今週の東京は暑かったけれど、今日は朝から雷雨。休日と天気のいい日がかち合って、海水浴に行ける日って、そうはないもんです。

油壺は、神奈川県にしては、水はきれいな海水浴場で、磯場も近くにあり、日帰りで行くにはいいところです。木々はセミの鳴き声がうるさい・・・これも東京を離れた感じがして、嬉しいですね。
写真の右側の磯に行きました。シュノーケリングの道具を持って行ったので、少し泳ぐと魚が泳いでる様子が見えます。こういうのが大好き。
着いた時間がもう昼なので、徐々に潮が満ちてくる時間だったけれど、単に魚をおっかけて泳いでおりました。50男が、女性を追っかけるわけにはいかないけれど、魚をおっかけても合法的だしね。(笑)泳ぐ魚はきれいです。ノーメイクでも。w
写真中央の小さな岩場にも泳いで行きました。

海に入って、自然の中にいると、人間の小ささを感じさせてくれます。日頃、細かいことに右往左往させられている生活から、ちょっと離れた感じです。
私が海に行きたい理由は、他にもいろいろあるけれど・・・。

小学生の頃、親戚に、この海岸に連れて行ってもらったことがあり、そのとき、ウニやカニをとって、磯遊びをしました。昔なので、採ってもおとがめなしだったのだろうけれど、今はまずいでしょうね。でも、磯で、カニやウニを見ると、その頃の子孫がまだいました。40年以上たって時代は変わっても、生き物はこうして子孫を残していく。

海岸に降りる道に、油壺の名前の由来が書かれた看板がありました。戦国時代、三浦半島を支配していた三浦一族が、相模の国の北条氏の軍勢に抵抗して、最後の砦となった地でした。入り組んだ湾が、天然の要塞になっていたのだけれど、最後は滅亡し、そのときに湾が地で油を注いだようになったことから付いた地名だそうです。
人間の歴史なんて、つい最近まで、かなり暴力的です。平和な今の日本はありがたい。

後、何年生きられるか、みんな知らずに生きているけれど・・・自然に比べたら、人生はつかの間・・・その後も、海岸は消えることなく(多少の変化はしても)、続いて行くんですよね。