皆さん、10月3日のNHK総合放送「あさイチ」特集:強迫性障害を見ました?
見ていない方はNHKオンデマンドで、まだ見られそうです。

前日、NHKのスタジオでリハーサルしました。この日は、医師の原田誠一先生と私と、スタッフの方々と。キャスターさんや芸能人さんはいません。スタッフの方が、その位置に代わりに座って、リハーサルをしました。理解力など頭の良い方が多いなと思いました。
番組に台本があるのですが、放送当日は、だいぶ変りました。生放送ですし、FAXも、どんどん来るので、キャスターやスタッフの皆さんは大したものだと思いましたね。

アナウンサーの有働由美子さんは、送られてくるFAXなど、時間ごとに要所を押さえていく姿はプロだなと思いました。あと、テレビで見るより、実際の方がきれいな人だとも思いました。
イノッチさんは、好青年という感じ。でも、後でVTRを見ると、実に的確に受け答えをしていて、国語力がしっかりしていて、頭のいい人だとも思いました。
芸能人の方々は、番組の始まる前にスタジオに入ってきて、すぐ出ていってしまうのですね。雑談などする時間はほとんどない。

私もメイクしてもらって出たのですが、番組の前半は、前髪がはげっぽく見えないか気になったりしておりました。(:_;)でも、VTRやFAXで伝わるOCD患者さんの訴えにかられて、自分も次第に元患者モードになっていき、患者会など以外ではあまり話さない自分の過去の体験をべらべらとしゃべってしまいました。でも、9時の5分間ニュースの間に、メイクの人が髪を直してくれて、後半はその心配は解消されました。(曝)

もちろん、番組の主旨からすると・・・強迫性障害を広く知ってほしいという、当事者の皆さんの熱意と、その必要性を、よりリアルに感じて、同じような悩みを抱える人のお役にたつよう、そのお手伝いをさせていただいたということです。テレビはめったにない出来事ですが、今後も地道なやり方で、活動をしていくつもりですので、よろしくお願いします。