今日、行ったマインドフルネスのワークショップ(ちそくラボ)で、映画を見た後、参加者の皆さんと語る時間がありました。
そこで、慈悲・非暴力の話に関連して、対抗したがる人の話、たとえば、電車で隣の人に構わず、ひじが当たりそうになっても、平気でその姿勢でいる人がいるって話になりました。

その話を聞いていて、思い出したのは3年前に行ったシカゴの話。
(2012年7月のブログを見てください。)
marriott hotel2012
IOCDFという強迫症(OCD)の病気の大会に参加したのでした。
都心部は、何とかアベニューと名前が付いた通り沿いに、お店もいっぱいあって、にぎやかでした。
そこを歩く人、エスカレーターで乗り合わせた人、大会会場ですれ違った人、・・・すれ違うと、相手が通行を待って譲ってくれる。


コンビニ、ファストフード、空港の店員は無愛想だったけれど、それ以外の街の人や、ホテルやちょっと高級なレストランのウェイターは親切。
私も気をよくして、大会会場で、椅子が乱雑に置かれていたのを、並べていてあげたら、向こうの心理士の叔母様にいいことしているって、ほめられてしまった。
日本だと、そういうことあまり声かけないよね。でも、ちょっとしたことで声かけてくれたのが、よかった。
2,3言葉以上、英語で雑談すると、私の不慣れな会話力では、とたんに言葉が出なくなって困ったけれど、一言程度で済む声かけは気持ちよかった。

シカゴから帰った後は、しばらく日本でも、道を譲ったりするような寛容な行動をしたくなったっけ・・・じきに東京風に戻ったけれど、たまに思い出す。私とて、そうは実行できていないのを棚に上げてのことだよ。もちろん。

ただ、日本、特に東京に住んでいると、歩行者でも自動車でも、我先に通るって習慣が当たり前になっているけれど、本当は、みんなが少しずつ譲り合うようにすればいいのだと思う。

今年の夏は、大会に参加しなかったけれど・・・また、そのうち参加したい。