今日から2月だっていうのに、湿っぽい話から。
人が亡くなったら、骨が残るけれど、魂は残るのか?
・・・科学ではわからないこと。
でも、すごく親しい人が亡くなると、その人の存在がまったく無くなったとは思えないという体験をした人は少なくないと思う。
すごく親しい人、たとえば伴侶、子ども、親友とかだと、なおさらだと思う。
亡くなっても、どこかにいるような気がしたり・・。
以前、介護のバイトをしていたとき、
90歳前後の男性の入浴介助を担当したことがあった。
週に1回の入浴なので、一度入浴すると、垢がたくさん出る。
そして、90歳くらいになると、入浴はかなり労力のいる作業で、しんどいものだ。
入浴が終わると、その男性は疲れて、水分補給をした後、横になったりしていた。
その男性は、遠い地方に住んでいたのが、高齢で介護が必要になってから、
息子家族と東京の自宅で同居するようになったのであった。
だから、おそらく息子の家族以外は、この地域で知り合いはなく、息子たちが仕事などをしている間は、さびしい生活だったと思う。
普段は、お地蔵さんのように、にこにこした笑顔のおじいさんであった。
でも、「ばあさんの元へ行きたい」って、もらしたことがあった。
何の話がきっかけになったか忘れたし、守秘義務があるので、肝心なことは書けないけれど、ばあさんのことを話してくれたことがあった。
故人が、あの世のどこかにいるって、こういう感覚だと思う。
この男性は、奥さんを愛していたんだろうね。
とにかく生きているうちに、仲よくしておくもんだと思う。
それと、天寿をまっとうしないと。
先週、両国の江戸東京博物館でのダビンチ展に行ってきた。
そこの売店で、目に入ってしまって、買った。
ダビンチの生まれた村で作っているワイン♪
おまけにBGM。
映画「カサブランカ」の As Time Goes By
時の過ぎゆくままに。
この男性も、他の誰も、
「愛する人と再会できますように」
・・・こういうのが科学とかお金だけでは割り切れない世界だと思う。
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