今月は、雨の日が、例年より多く、体調を崩している人も少なくないようなので、お気をつけあれ。
私は、風邪は回復した後は、ひたすら日々の患者さんへの精神療法と、原稿書きの毎日です。

書いている原稿はいくつかあるのですが、その一つが、10月に徳島で日本認知・行動療法学会の大会があって、そこで発表するスライド原稿です。
研究発表なので、過去のデータを見直したり、論文を読み返したりと、いろいろ地味な作業が多い。

201609murasaki
この写真は道端で見かけたムラサキシキブ。
この名前を知ったのは40歳前後だったかな。
地域で、丸池わくわく祭りというのがあって、その企画をボランティアで担当していたのですね。
私が担当したのは初回から数回で、泥んこの球を的にぶつけるとか、落ち葉のスタンプとか、ドジョウのつかみ取りだとか、紙飛行機飛ばしだとか、大昔の子どもが遊んだような原始的で、自然に触れるような企画を次々と考えて、地元のPTAやら町内会の人たちと連携して、大ヒットしていたのでした。そんなことを数年間していました。

そのとき、丸池にある植物の名前カードを集めるとスタンプをもらえるゲームを企画しました。
その植物の名前を知るには、どうしたらいいか?
市役所の担当者と、企画会議をしていたら、市の公園土木課だったかで、植物にくわしい担当職員がいるのというので、その人を丸池に派遣していただきました。
そして、その職員に、丸池にある植物の名前を聞きつつ、その中で、ムラサキシキブも教わったのでした。
以来、街角で見かけると、思い出します。
紫式部ですよ。なんとなく品があるような感じがしません?

当時は、ボランティア活動はたくさんしていて、市の関係のものも多かったです。
でも、今から考えると、もっと他のことに時間をさけなかったのかと思うこともあります。
30代から40歳前半って、肉体的にはあまり変化のない時期で、子育てをしている人は、子どもの成長に合わせて、どんどん時間がたってしまうけれど、そうでない人は、ずるずると過ぎてしまう時期です。

今では、忙しくて、そのお祭りに行くこともなくなったけれど、延々とその文化は地元で受け継がれているのかなと思います。

201609kanenoでも、なんだかんだ月日は過ぎていくもの。
今年のブログの5月2日「金のなる木 枯らした後」に書いた木の、その後は、こんな感じ。枯れた幹は、捨てて、葉っぱは、徐々にでかくなってます。






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