ちまたでは、コロナウイルスの拡大を防ぐために、いろいろな業務が停滞している。
3月は、OCDお話会も中止で、6月に延期した。そもそも会場である三鷹市市民協働センターの会議室が、3月前半は使用できなくなった。
2月末の学会の合宿も中止になった。発表するつもりでスライドを作っていたが、しかたない。

私の場合、昭和から平成になった約30年前も何年も人生が思うように動かなくて、停滞していた。
20200301jinchou桜の前に咲く花はいくつもあるが、その一つが沈丁花。
通勤の途中で見かけた沈丁花。
子どもの頃、実家には沈丁花があって、春になるといい香りをかもしだしていた。

NHKの朝ドラ「春よ、来い」は、脚本家の橋田壽賀子さんの半生を描いたドラマだ。
その主題歌、松任谷由実さんの「春よ、来い」の歌詞に「いとし面影の沈丁花」とある。
放映されたのは1994年だが、当時の私も、自分の状況が、春になると、今年こそ、何か動かないかと期待していた。
でも、結局、後になって、わかったことは、他力本願じゃダメってことだった。

歌の「春よ、来い」をカバーしているアーティストが、YouTubeで検索すると、何人かいた。
槇原敬之さんのカバーは、歌い方が繊細だ。
森口博子さんが、アコギの演奏で歌っているが、ものすごくうまい!
森口さんは、声もきれいだが、基礎もしっかりしていて、歌詞をワンフレーズごとに感情をこめられるんだなと思った。






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