「小さなことが気になるあなたへ」は、強迫症/強迫性障害(OCD)のサイト。
2003年からスタートしましたが、今年6月末で閉鎖されます。
主催のOCD研究会は、1999年の第1回から2008年の10回まで開催されましたが、その後、日本不安障害学会(現:日本不安症学会)ができたため、活動を終えました。その記録は、星和書店から「強迫性障害の研究(1)-(10)コラムでの版されました。
私が、このサイトに最初に関わったのは、2006年の第23回OCDコラムから。当時は「外へ出ませんか」という本を出したばかりで、自分からこのサイトに売り込んだのでした。
久々に記事を見ると、昔の自分が恥ずかしい。
ライターさんと、井の頭公園で落ち合って、取材を受けたのを思い出します。
ライターさんと知り合って以降、座談会など、私がコラム記事に協力したりしているうちに、事務局と契約して、正式に仕事を請け負うようになりました。
(ここからが2020年7月12日修正)------------------------------------------
「小さなことが気になるあなたへ」に2019年末に掲載された野間先生へのインタビュー記事は、
セレーナメンタルクリニック>強迫性障害専門外来
のページに、事務局の許可を得て、転載されました。写真も当時、撮影したものです。
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2003年からスタートしましたが、今年6月末で閉鎖されます。
主催のOCD研究会は、1999年の第1回から2008年の10回まで開催されましたが、その後、日本不安障害学会(現:日本不安症学会)ができたため、活動を終えました。その記録は、星和書店から「強迫性障害の研究(1)-(10)コラムでの版されました。
私が、このサイトに最初に関わったのは、2006年の第23回OCDコラムから。当時は「外へ出ませんか」という本を出したばかりで、自分からこのサイトに売り込んだのでした。
久々に記事を見ると、昔の自分が恥ずかしい。
ライターさんと、井の頭公園で落ち合って、取材を受けたのを思い出します。
ライターさんと知り合って以降、座談会など、私がコラム記事に協力したりしているうちに、事務局と契約して、正式に仕事を請け負うようになりました。
OCD研究会が活動を止めた後も、サイトを存続すべく、私が影武者のように、無記名の原稿やメルマガも含め、約12年間、ほぼ毎月、せっせと書いてきました。
サイトのアクセスは、毎月約20万!
OCD読者の熱烈な支援に支えられて、製薬会社がスポンサーの精神疾患サイトとしては、大成功でした。スポンサーのご厚意もあり、かなり自由なテーマで書かせてもらえたと思ってます。
ただ、だんだん予算も減り、ついに昨年末のセレーナメンタルクリニックの野間先生へのインタビューがOCDコラムでの最後の記事で、それ以降は、メルマガもコラムも更新されず、サイト閉鎖となったわけです。
(ここからが2020年7月12日修正)------------------------------------------
サイト閉鎖後、コラムなど記事の一部を再利用して、本にできないかと思ってます。
ただ、今は紙の本がなかなか売れない時代で、出すからには、記事の再利用というより、今後のニーズに合った記事を新たに書くなど、かなり修正する予定です。そのため、まだ出版先が決まっていませんが、作成に月日がかかると思います。
私が「小さな」の記事を書いていた約12年間は、OCDサポートのサイトの更新にあまり時間がさけなかったので、昨年からサイトをリニューアルしていて、今後も、OCD関係の一般論はそこに書いていく予定です。
私が「小さな」の記事を書いていた約12年間は、OCDサポートのサイトの更新にあまり時間がさけなかったので、昨年からサイトをリニューアルしていて、今後も、OCD関係の一般論はそこに書いていく予定です。
拙著「よくわかる強迫症」主婦の友社(2017年)にも、OCDに関する内容が、凝縮して書いてあります。OCDサポート>強迫性障害の案内板>4-2.OCD関係の本・映画に書いたように、2010年の「よくわかる強迫性障害」を、かなり修正しました。短い文と、絵・図の中にも、随所に大事な点を盛り込んだつもりです。
また、体験記も、ある程度、載っているので、よろしければ参考にしてください。
(その後の修正)------------------------------------------
2020年9月6日当ブログで、「「小さなことが気になるあなたへ」の書籍化案のその後」を書きました。(その後の修正)------------------------------------------
「小さなことが気になるあなたへ」に2019年末に掲載された野間先生へのインタビュー記事は、
セレーナメンタルクリニック>強迫性障害専門外来
のページに、事務局の許可を得て、転載されました。写真も当時、撮影したものです。
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コメント
コメント一覧 (7)
通りすがりのOCD当事者です。
だいぶ日常生活への支障は出なくなってはいますが、汚染・洗浄恐怖の症状を抱えています。
実は、掲出のサイト閉鎖のことを、今年4月に入ってから知りました。
今回のコロナ禍で、手洗いや清拭・消毒などを頻繁に行ううちに、
どの程度のふるまいまでが、普通の人〜きれい好きの人の範囲内のものなのかが、ちょっと気になり、
「小さなことが気になるあなたへ」サイトを参照しようとして気付いた次第です。
ほかの当事者が、コロナにどう対処しておられるのかも、気になります。
あのサイト内の記事が消えてしまうのはもったいないと思い、残しておきたい記事など、できればリクエストしたいと思いましたが、遅かりしでしたか…
長期間サイトを参照せずに何とか生活して来られたし、
また、非常時ゆえに強迫観念などはかえって弱められている傾向?ともいえるので、即座に、「この記事を残していただきたい」と出てくるわけではありませんので、記事の取捨選択は、有園さんにお任せいたします。
本として記事がまとまることを、楽しみにしております。
メッセージ、ありがとうございます。m(_ _)m
「小さな・・」の記事の一部を、再利用する案は、コロナウイルスの影響もあり、今月もまだ検討中です。
本に残してほしい記事の要望は、4月20日まで延長しますので、よろしければ教えてください。
「OCDサポート」のwebページのアドレスで、メールで返信いただければ幸いです。
http://kyou89.fc2web.com/k5_unei.htm
ただ、今は、書籍が売れない時代なので、もし書籍にできるとしたら、今後の当事者のニーズに合わせ、内容をサイトとは、かなり変更する方向で考えています。
有園さま
返信ありがとうございます!
OCD記事の件ですが、
4/20までにリクエストできたら、メールいたしますので
よろしくお願いします。
内容については、現在の当事者のニーズに合わせてアップデートしていただいた方が、
書籍化の価値も上がると思いますし、
私もその方が読みたいです!
どうもありがとうございました。
OCD当事者のものです。
最近になりまして、こちらのサイトを知り、読ませて頂いていた中で、閉鎖となってしまい、非常に残念です。
もっとサイト内の記事を読みたかったです。
機会があればまたサイトを作って頂くか、まとめ本があれば、購入したいです。
よろしくお願い致します。
「小さな」を見ていただき、ありがとうございます。
「小さな」が復活するのは無理です。
今後、OCD関係の原稿をどうるかは、上記の記事の最後を、加筆修正したので、ご覧いただければと思います。
長年OCDですがコロナ禍のせいか悪化して、改めて強迫性障害と検索していたらこの新設されたブログにたどり着きました。「小さなことが…」閉鎖されてしまったんですね。残念です。何年か前ですが、何度か拝読したことがあります。主治医からOCDを診断されたときにも読みました。広告過多なwebサイトばかりの中で、積み重ねられた有益な情報が詰まったwebサイトでした。おつかれさまでした。
書籍化検討されているなら是非と思います。紙媒体だけでなく電子書籍にもしてほしいです。
サイト閉鎖と知って思わずコメントしてしましました。失礼いたしました。
「小さなことが気になるあなたへ」に関心を持っていただき、ありがとうございました。
本の方は、出版できたとしても、いつになるかわかりませんが、そのときは、よろしくお願いいたします。m(_ _)m