この頃、何年ぶりかで、自宅で過去に描いたアクリル画を、少し、いじくってます。
pray2020

←10年以上前に描いた「祈り」という絵を、陰影を強めて、画面をすっきさせました。
以前、描いたのは、このページので、ごちゃごちゃしてます。


アクリル画を再開したきっかけは、いくつかあります。

1)私は、昔、描いた「カメ 光のいざない」という絵を、2017年10月絵ハガキにして大量に刷ったものを、あちこちで、人にあげています。
それを、最近、気に入ってくれた人がいて、そういう話を聞いて、うれしくなったこと。

2)以前は、手描きのアクリル画を、A3のスキャナで撮っていたのですが、何年も前に使えなくなっていました。先月、新しいカメラを買ったので、webに載せる程度の画質なら、それで取り込めそうなこと。

3)原稿を書く仕事など面倒な仕事から、ちょっと逃避。

4)新型コロナで、遠出が少ない。


――久々に描くと、ちょっと面白い。

20、30代で、仕事で、マンガやイラストを描いていたときは、何とか売れるものを書こうと、変に考えがねじれてしまい、だんだんと苦痛になっていきました。
発想が、ゆがんでいるので、それだけで食べて行けるようなレベルの作品が描けなかったわけです。
あと、そういう企業に就職することなく、業界の知り合いも少なかったのに、いきなりフリーも無理な話。

40代で絵の仕事を辞めて以降は、利害にかかわらず、自由に描くようになりました。
それでも、40代の頃は、だんだんとPCや写真技術が進化している時代で、絵を描く作業に、何か目新しいことは見いだせず、なんか行き詰まり感がありました。

この頃、ちょっと見た方が変わったのは、YouTubeで、いろいろな国の人が、絵の描き方を動画で紹介しているのを見たこと。
例1:Ben Lustenhouwerさん。
人物のポートレイトを描いてます。

この技術は、基本的なもので、私も20代の頃、勉強していたのですが、動画で見ると、印象が違う。

例2:水彩の柴崎春通さん
とても、上手い。
描き方のエッセンスを、わかりやすく紹介している。
動画「5分でわかる水彩画 〜簡単でリアルに樹木を描くコツ」


現代は、きれいな写真があちこちにあるので、絵で本物、そっくりに描いても、意義が感じられにくいです。
しかし、この人たちの作品を見ていると、どこをちゃんと描いて、どこはリアルに描かないことで、味を出す・・・そんな方法を気づくヒントになりました。

あと、私の絵のサイト「Hearts and the Gallery」が、古いhtmlで作ったままで、スマホやhttps対応できていないので、そのうち作り直したい。ホームページは、時代に合わせたスタイルにしておかないと、他の人に検索されにくくなってしまいます。
絵も、多くの人に見てもらって、なんぼ。
サイトができたら、このブログでもお知らせさせてください。



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