TEDというインターネットで、持論を述べるサイトに載っていたビデオ動画を紹介します。
動画には、日本語字幕が付いています。

ビデオの概要-----------------------------------

論者:ロバート・J・ウォルディンガー先生:
1951年生まれ、アメリカの精神科医、ハーバード大学医学部の教授。1938年から成人の幸福に関する研究が実施されてきました。その長期研究を引き継ぎ、4代目の研究監督者を務めています。

はじめに:
「人生の最も大切な目的は何ですか?と尋ねると、80%以上の人は、金持ちになることと答えます。若者の50%は有名になることと答えます。そして、もっと一生懸命働くようにと言われる傾向にあります。よい生活を得るために。」しかし、研究結果から、そうではないことがわかりました。

対象と方法:
調査対象となったのは、724人の男性でした。当時のハーバード大学の2年生で第二次大戦に参加していった人たちと、ボストンの貧困地域で何らかの不利を抱えた男性の2グループでした。彼らの仕事、家庭生活、健康などを、75年間かけてその都度、質問していき、その人たちの人生の物語がどうなっているかのかがわかってきました。現在でも生きておられるのは60人で、今や90代です。人生の半ばで、就いていた職業、経歴も様々でした。その子どもたち、妻に質問することあります。

調査結果:
調査の結果からわかったことは、私たちを健康、幸福にするのは、富、有名、懸命に働くことよりも、「良い人間関係」でした。
1)社会とのつながりは良い効果をもたらし、孤独は健康を害します。社会というのは、家族、友人、集団です。孤独な人は、あまり幸せに感じられません。中年以降の健康の衰えが早くなる傾向がありました。アメリカ人の2割は、孤独だと答えるでしょう。
2)友人の数や、配偶者の有無が大事なのではなく、身近な人たちの関係の質が大事です。争いの中で暮らすのは、健康に悪いことがわかっています。結婚していても、愛情が薄く、ケンカが多ければ、離婚した場合より、おそらく健康に悪い影響をもたらすでしょう。良い温かい人間関係は、人の心を守ってくれます。中年期(50代頃)に良い人間関係を持っていた人が、80代になっても健康である傾向がありました。
3)良い人間関係は、体だけでなく、脳も守ってくれる。何かあったときに、本当に頼れる人がいると思っている人の記憶は、はっきりしています。

良い人間関係が好ましいことは、誰でも思い当たることですが、私たちは、面倒な人間関係に注意を払うより、すぐに楽にしくれるものを求めがちです。
それを改善する方法は無限にあります。
テレビやPCに使う時間を、人とのコミュニケーションにあてる。
新鮮さを失った関係を取り戻すために、散歩やデートをする。
長い期間、話していない家族に連絡をとる・・・・。

概要、ここまで。-----------------------------------------------

私の感想:
私とて、一人のときが多いですし、他の人をうらやんでも仕方ないのですが、この動画を見て、改めて、今までにご縁があった人との関係を大事にしないとと思いました。
新型コロナで、実際に会うのは、難しいご時世ですが、連絡とか。

あと、「私たちは、面倒な人間関係に注意を払うより、すぐに楽にしくれるものを求めがち」というのは、1月27日「私の高血圧対策・・・改めて1ヵ月」で書いた「すぐ満足できる飲食に走らないで、長期的なメリットを選んだ方が、結果として満足感や健康度が高い」と共通しています。



英文サイト:
 "Over nearly 80 years, Harvard study has been showing how to live a healthy and happy life". Harvard Gazette. 2017-04-11. Retrieved 2020-02-26.


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