地元の寺社仏閣、見物。
JR中央線の武蔵境駅南口そばに、栄見山観音院というお寺があります。
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職場から自転車で行けます。

観音院の門を入ったところ。竹の塀が風情あります。


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駅近くなのに、お寺の中は、今頃の湿った季節だと、樹木、植物の緑がきれいです。

この木は、コケ寺のように、コケがお見事。
京都のコケ寺に行きたくなりますが、ここで満足しておきましょう。
混んでないし。







202200623sakai03院内の墓地に、石の阿弥陀如来像が安置されていました。682年に作られた石の阿弥陀如来像。武蔵野市、最古だそうです。寺院は、過去の火災にで焼失したそうですが、この石仏だけは、残り続けられたそうです。
その由来を読むと、この辺りは、江尾時代初期、徳川家康の孫であった松平直政の下屋敷があって、幕府の御領地だったそうです。
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観音院は江戸時代1653年に開院しました。

こちらの観世音菩薩は、比較的新しい仏像。
ただ、人工の池や植栽があって、落ち着いた雰囲気です。








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古仏心。
亀ですが、狛犬さんのように、口が「あ」「うん」になっています。





202200623sakai05この近くにある杵築大社という神社。
松平直政が、松江藩主をしていて、出雲大社を祭ったのが始まりだそうです。
Wikipediaで、杵築大社を見ると、松平直政が、幕府から12町(1.3㎞)四方を賜って、鷹狩場となっていたそうです。
この近く(吉祥寺)にある井の頭公園の御殿山も、幕府の鷹狩ゆかりの地なので、なんかつながりがあったのかと思いました。

ちょっとの時間、仕事から離れて、季節を感じて、歴史を調べて、気分転換です。



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